下北沢映画祭1.1 第一回下北沢映画祭グランプリ・準グランプリ上映会 ~レッドカーペットへの道 ビギンズ~

「うまい!」とか「よく出来てる」というより、まとまっていなかったり、尺が足りていなかったり。 何か大きい事を言いたそうな、伝えたそうな、「これから」が期待できる人達の作品が並んでいます。
(大槻貴宏氏 [下北沢トリウッド代表・ポレポレ東中野支配人])

見逃していませんか?

みなさんは、この夏に下北沢で上映された映画・・・
「向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった」
 
「M.O.K」
 
「Hansel's Moon Town」


・・・を、ご覧になりましたか?

上記の3作品は、今年の夏に行われた「第一回下北沢映画祭」のコンペティション部門で、 200を超える応募作品の中から見事グランプリ・準グランプリに選ばれた優秀作品です。
第一回下北沢映画祭では多くの方にコンペティション入選作品をご覧いただき 好評を博しましたが、僕たち映画祭スタッフはこれらの素晴らしい作品をもっと多くの方に観てもらい、監督のファンになって一緒に応援して欲しい!という思いから、今回この3作品を再上映する機会を用意しました。

下北沢映画祭ってなに?

ところで「下北沢映画祭ってなに?」と思った方も多いと思いますので、簡単に紹介したいと思います。

「下北沢映画祭」はインディペンデント作品を中心とした映画祭で、 2009年7月25日(土)~26日(日)に北沢タウンホールを会場として第一回が開催されました。
2日間の開催期間中は、下北沢を舞台にした劇場用映画「パニック4 ROOMS」や 第81回アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞した「つみきのいえ」の無料上映、 時効警察」や「インスタント沼」でおなじみの三木聡監督のトークショーを行い、最後は下北沢映画祭のメイン企画であるインディペンデント作品のコンペティションで締めくくりました。

この最後のコンペティションでグランプリ・準グランプリを受賞した作品が、 最初に紹介した200作品を超える応募作品から厳選された3作品です。

※第一回下北沢映画祭の詳細は、レポートページレポート漫画もぜひご覧ください。

レッドカーペットへの道 ビギンズ

さて、今回は下北沢映画祭1.1 「第一回下北沢映画祭グランプリ・準グランプリ作品上映会 ~レッドカーペットへの道 ビギンズ~」として、
先に紹介したグランプリ・準グランプリを受賞した3作品を下北沢の短編映画館「トリウッド」で11月14(土)~15(日)の2日間に渡り上映します。

タイトルには、グランプリ・準グランプリを受賞された監督の皆さんには下北沢映画祭を出発点として、今後さらなる大舞台で
活躍して欲しいという僕たちの熱い願いがこもっています。

場所は、第一回下北沢映画祭の審査員で、このページの冒頭に素晴らしいコメント寄せて
いただいた大槻貴宏氏が代表をされている下北沢の短編映画館「トリウッド」です。

すでにスタッフで上映作品の試写を行いましたが、映像だけではなく音響も迫力があり、素晴らしい映画館です。すでに作品をご覧になった方も楽しめると思います。

どうぞご期待ください!

上映作品紹介

グランプリ受賞作品 【向ヶ丘千里はただ見つめていたのだった】


植草航 監督
こんな日が来るといいな・・・と思い、『一瞬を追う』というテーマでこの作品を制作しました。

(視聴者の感想)
■観る者を圧倒する画のパワーと躍動感がある。 登場キャラクターはいわゆる「萌えキャラ」として視聴者の眼には映るが、
ハイレベルなアニメート技術を駆使した 予想できぬ展開で、その概念を気持ちよく破壊してくれる。
概念の破壊と創造が5分間の中で起こり、銀幕の上で1つのアートとして成立する。
これからの21世紀の映像史の構築を担う輝かしき原子の1つである、私はそう信じています。

■何かよく分からないけど、観終わった後は気持ちよい爽快感! 作者は、まだ22歳!今後の作品にも期待しちゃいます。

■この疾走感は半端じゃない― 現代アニメーションの技巧を駆使して描かれた登校拒否気味の女子高生の日常。 これが新世代クリエイターのセンスだ!!

■淡く美しい色彩の絵と音楽に合わせて駆け抜ける疾走感が、 ミュージック・ビデオを思わせるアニメーション作品。

■台詞がなくて雰囲気を楽しむ感じで、
いまどきなアニメーション作品。
台詞がない分、ストーリーや展開を想像させる部分が多かったです。
理論・理屈より、感性で観る作品という感じ。

■爽快。ただただそれにつきます。とにかく印象に残りました。
メッセージというよりは、そのスピード感を楽しむ作品だったので、そういう意味で非常に良かったです。メッセージ性があったら、さらにGOOD。

準グランプリ受賞作品 【M.O.K】

柴田 哲平 監督
8分40秒/2008年7月 制作
この世で一番恐いものとは一体何なのか。彼らは何に喜び、何に戸惑い、何に従ったのか。 全ての答えはコンビニ強盗の覆面の下に。

(視聴者の感想)
■テンポ・カット割りともに質が高く楽しめる。 タイトルの謎がラストでわかる構成もニクい。男なら一度観るべき価値のある映画かも。

■そんなんじゃ、ちゃんとした人間になれねえぞ! 訳ありコンビニ強盗とガンマニアのコンビニ店員のおりなすテンポ良いクリミナル活劇。 こういう映画が見たかった。

■女性に振り回され、女性という生き物がわからなくなっている、あなた。 これを見れば、吹っ切れるはず!? 全世界の男子を勇気付ける作品。
昼ドラ並みの泥沼を快活にストーリー展開する腕前が、鮮やか。

■単純に女性は怖いなぁと思いました。
勢いがあってインパクトのある映画で、
テンポもよく観やすかったです。

■個人的には一番好きです。メッセージが、誰にでもわかり易く伝わりました。シンプルを追求した作品ですね。

準グランプリ受賞作品 【Hansel's Moon Town】


中平 悠里 監督
12分43秒/2009年3月9日 制作
戦争によって裂けられ廃退した街で家族は飢えに苦しみ、そして愛する者のために命を捧げる。ある日おじいさんは孫のハンセルに月に帰ると言う。実写とCGアニメ―ションを組み合わせた作品。

(視聴者の感想)
■ストーリーはシンプルながらも、歳を重ねた男と幼い少年との間でのイデオロギーの伝承が描かれており、共感できた。
工夫をちりばめた技法で空想の世界が豊かに描かれている。

■そしておじいさんは月へ旅立った― 壁に覆われた世界で厳しい生活を強いられたおじいさんと孫の物語
実写とCGを組み合わせた美しい情景とラストシーンに感動。

■飢えと貧困と高い壁のある街で懸命に生きる、 少年ハンセルと元パイロットのおじいさんの物語。
ある日おじいさんは、月に帰ると言い・・・ 実写とアニメーションを組み合わせた情景とが美しく、
全編英語(日本語字幕)で独特の世界観に魅了されました。 未知の世界への希望を描いた感動作!!

■映像の中にリアルな人間が出てくる様子には驚き。帰国子女で、映画の世界に戻ってきたということなので、女性の監督には頑張ってもらいたいです。

特別上映作品

特別企画として、植草監督と柴田監督の受賞作以外の作品を上映できることになりました。
両監督とも、受賞作とはまた違った一面が見れて、楽しめると思います♪

赤い靴


植草航 監督
2006年12月24日 制作学校側から提供された音源を元に映像を付けた2006年のグループワークです。不安と空想を元に制作しました。

クラスメイト


柴田 哲平 監督
2009年7月 制作ヤスシ18歳。伝えたい気持ち。でも声にならない想い。
ヤスシ23歳。彼の背中を押したのは親友の言葉。

時を越えて、空間を越えて。
彼女へ送る恋の歌。

開催概要

下北沢映画祭1.1 第一回下北沢映画祭グランプリ・準グランプリ上映会~レッドカーペットへの道 ビギンズ~

※場所の詳細はトリウッドWebサイトをご確認ください。
http://homepage1.nifty.com/tollywood/index.html

日時: 11月14日(土)、15日(日) 18:30開場、19:00開演
料金: 500円
会場: トリウッド(下北沢)
〒155-0032  東京都世田谷区代沢5-32-5-2F
TEL03-3414-0433 / FAX03-3414-0463

お問合せはinfo@shimokitafilm.comまでお願いいたします。

スタッフ一同、心よりお待ちしております!!