【9/19 クイックレポート】新世代の日本映画たち、『眠る虫』×『魚座どうし』

2日目最初のプログラムは、金子由里奈監督の「眠る虫」と、山中瑶子監督の「魚座どうし」、そして山中瑶子監督、金子由里奈さん主演の作品「したくてしたくてたまらない女 2019」を上映しました。

 

上映後のトークイベントには、金子由里奈監督、山中瑶子監督、進行役に映画評論家の森直人さんが登壇されました。

金子由里奈監督の「眠る虫」のタイトルは、色んな案を考えていた中で決められたそう。作品自体も不思議な世界観で、一度ではなく何度も見たくなるような作品でした。

 

山中監督の「魚座どうし」は、魚座の神話的な意味や、監督ご自身も魚座であることからこのようなタイトルになったというエピソードも。

また、今作はプロのスタッフと組んで制作しており、第9回下北沢映画祭でグランプリを受賞した作品「あみこ」との差を語っていました。

 

山中監督、金子さん主演の作品「したくてしたくてたまらない女 2019」は、山中監督がプライベートでも親交がある金子さんを当てがきして作った作品とのこと。一方、金子さんは山中監督をイメージしてお芝居に臨んだそう。

 

進行役の森さんは、これまで短編・中編の作品を作ってきたお二人の監督に、長編作品もぜひ見てみたいと期待を込めた言葉を送っていました。

これからのお二人の活躍が楽しみです!