【9/16 クイックレポート】ウルトラセブン55th・下北沢映画祭 in ムーンアートナイト下北沢

55周年を迎えた『ウルトラセブン』と下北沢映画祭のコラボレーション企画。ムーンアートナイト下北沢の会場で、光る巨大な月のインスタレーションをバックに野外上映会を行いました。

上映作品は『ウルトラセブン』の第8話「狙われた街」と第42話「ノンマルトの使者」。

上映後は飯塚貴士監督、大門嵩監督、麻生智義さん(ウルトラセブン55thプロデューサー)ら若い世代の3人によるトークショーを実施しました。

シリーズの中でも特にファンからの人気が高い「狙われた街」と「ノンマルトの使者」。飯塚監督は小さい頃に観たこの2作品をよく覚えていて、自身も特撮好きが高じたスタイルの作品を撮っている自他共に認める特撮マニア。

大門監督はウルトラセブンを観たことがありませんでしたが、事前に渡されたトーク用の映像資料に飽き足らず、円谷作品が見放題のツブラヤイマジネーションに入会して時間の許す限りセブンを観てきたという強者。

麻生智義さんの軽妙なリードがステージに迷い込んで来たお子さんや会場のお客さんを巻き込み、盛り上がる3人のディープな議論や突っ込みに、広場を埋めたお客さんからはしばしば笑い声や相槌などの反応が上がって、会場は熱気に包まれていました。

この日は巨大な月の下、ウルトラセブンを愛する3人のお話をたっぷりと伺う濃厚な夜となりました。ご登壇いただいた飯塚貴士監督、大門嵩 監督、麻生智義さんありがとうございました!